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用水路の転落事故の防止対策で取り外せる柵|サクットガード

転落防止柵サクットガード

仕様表記
転落防止柵(サクットガード)
販売会社
株式会社宝機材

 サクットガードの概要

管理者の同意が得られず施工できない危険な場所はありませんか?

用水路への転落事故が後を絶たない

用水路に転落して命を落とす事件が絶えません。農林水産省によると用水路の総延長は地球10周分にあたる40万キロに及ぶとされハード対策に膨大な費用がかかります。

土地改良区などが安全対策を行う際の費用の一部を国が補助する事業がありますが予算の都合や管理者や住民からの許可が得られず対策ができない場所があります。

 簡単に取り外し可能な転落防止柵で対策

そこで、すぐに設置、取り外しができる『サクットガード』をご紹介します。本製品・工法は用水路に落下する危険性が高いにも関わらず、落下防止柵等の対策が進まない場所に臨時に設置することで用水路への転落事故の抑制や防止に繋げます。

落下事故の原因

用水路への転落事故の特徴や要因を自治体発表の資料や新聞記事等から分析すると以下の3つが多いといえます。

暗い時間帯に発生している(視認性の問題)

  • 道路と用水路の境界が見えにくい視認性の問題
高齢者である(運動能力や判断力の低下)

  • 自転車の走行ミス
  • 歩行の平行度が保てない
  • 視力低下による距離感の誤差
  • 運動機能、平衡感覚が低下しているという認識不足
地元住民である(油断)

  • 自分は落ちないという過信
  • 飲酒後の酩酊状態
  • 注意力が何らかの原因で低下している時(スマホの歩き見)

なぜ安全管理対策が進まないの?

費用が高く十分な予算がない

すべての用水路に蓋や水路カバー等をかければ、落下事故は限りなく減るでしょう。しかし、予算的に厳しいですし、泥上げ作業等もしにくいでしょう。

予算が厳しいからこそ、危険意識が高い自治体は用水路の一斉点検を行い、危険箇所マップを作成し、小学校の通学路や死亡事故発生箇所、交通量の多い場所や水の流れが速い場所等の、特に危険な箇所に優先順位をつけて対策されています。

地元住民の同意が得られない

仮に国が転落防止対策事業の補助金の一部を出したとしても、地元負担金が発生する場合は住民の同意が必要なため工事の着手に時間がかかります。

その点については、地元住民の負担ができるだけ少ない補助金の制度等が期待されます。

助成金を受けられる補助制度の例
代表的なものとして全国土地改良事業団体連合会主体「土地改良施設維持管理適正化事業」が創設されております。
各都道府県・市町村の補助金制度についてはそれぞれの自治体ホームページ等でご確認ください。

水路管理者の同意が得られない

一方、農地などにある用水路の多くは用水路土地改良区が管理しており、整備するには管理者の同意が必要な場所は、仮に上記のような補助金があっても工事が進まないケースも全国では多くありそうです。

たとえば、蓋掛けや防護柵をつける予算が付いても、用水路の泥上作業や掃除時の邪魔になったり、積雪の処理(流雪)やトラクターの移動を阻害するため、水利組合や住民の同意を得られない場合もあります。

本製品は、これまで最終的な同意が得られなかった場所に対しても、暫定的に取り付けた柵をすぐに撤去できるからこそ、同意を得られやすくなると想定しています。

従来品の問題点

蓋掛けはコストが高く泥上げ掃除がしにくい

蓋掛けはコストが高く泥上げ掃除がしにくい

防護柵や反射板はすぐに施工できない

防護柵や反射板はすぐに施工できない

現状のハード・ソフト対策として、蓋掛け、フェンス、水路カバー、ポール、道路照明、自発発光式道路鋲、反射鏡などありますがどれも一長一短あります。

予算的なもの、施工にかかるまでの時間、泥上げ掃除や用水路への出入りのしにくさ、維持管理の煩雑さ、すり抜けて用水路に入れてしまう構造、ランニングコスト等の問題があります。

撤去できる暫定的な転落防止の工法

以上を総合考慮し、生まれた製品がサクットガードです。

簡単に取り外し可能な用水路の転落防止柵

そもそも住民や管理者の許可が得られないからと言って、人の命が奪われてしまったら意味がありません。

早急に対策する必要があっても、従来型の防護柵やフェンスは、すぐに取り外しできない問題点があります。多くの場合、転落防止柵は地中に穴を掘り土圧やモルタル等で固定させますが、いったん固定されると簡単には取り外しできません。

しかし、金具で締めて固定されたサクットガードであれば簡単に取り外しが可能です。

また、役目を終えた柵は、金具が兼用できれば、同じように危険性の高い場所への転用もできます。

金具兼用で転用できる転落防止柵

用水路の転落防止柵サクットガードの施工イメージ

各自治体の管理者や地元住民によって危険意識の差は変わると思いますが、撤去や転用のしやすさで設置の許可が得やすくなることを期待したいところです。また、転用することでさらに多くの命を救うためにご活用いただければと思います。

「施工方法」について

サクットガードの施工方法

手順.1
ベースを設置
サクットガードの施工手順 ベース設置
手順.2
2個目のベースを設置
サクットガードの施工手順 2個目のベース設置
手順.3
サクットガード本体の設置
サクットガードの施工手順 本体の設置
手順.4
連結金具を設置
サクットガードの施工手順 連結金具
手順.5
手順1~4を繰り返す
サクットガードの施工手順 繰り返し
手順.6
完了
サクットガードの施工手順 設置完了

施工手順動画

サクットガードの施工手順動画

施工例

水路の形状に合わせて設置できます

水路形状に合わせて設置

通路橋にも応用

通路橋にも応用

カーブする水路へも柔軟に対応

カーブする水路へも柔軟に対応

反射シールをつけて夜間の安全対策にも

反射シールをつけて夜間の安全対策にも

水路蓋が突然無くなる場所

水路蓋が突然なくなる場所に

T字路の先の危険な段差

T字路の先に水路がある場所

施工歩掛資料ダウンロード

施工手順書 PDF:0.3MB 施工歩掛 PDF:0.1MB

規格・仕様・価格

材質:スチール製

表面処理:溶融亜鉛めっき表面処理

ベース金具のサイズは、水路のふち(側壁)の厚みに合わせて都度設計しておりますので、ほとんどの水路に対応可能です。(規格品は壁厚120mm)

標準タイプ

転落防止柵サクットガード標準タイプ

エコノミータイプ

転落防止柵サクットガードエコノミータイプ

出入口タイプ

転落防止柵サクットガード出入口タイプ

製品選定のポイント

水路のふち(側壁)の厚みの計測

取り付けたい水路のふちの厚み

取り付けたい総延長の計測

柵の高さ・長さ・仕様のバリエーションを選ぶ

  • 車の運転者等の視界を遮らないようにしたい場所には「H600」
  • 直線距離が2m以下の狭い場所には「L1000」
  • 泥上げ掃除をしやすくしたいなら、スコップ等が通る「エコノミータイプ」

(一例です)

規格表ダウンロード

規格サイズ・価格表 PDF:0.1MB

「設計および技術」について

この技術のポイント

サクットガードは水路の側壁に挟んで固定する構造。本体とベースが分かれているため軽量で取り付け持ち運びが容易。現場のニーズに合わせて本体の仕様をチョイスできる。

水路に挟んで固定する構造の転落防止柵

各種試験データ|載荷重実験

強度基準は(公社)日本道路協会 防護柵の設置基準・同解説 第3章 歩行者自転車用柵を参考にし安全性の確認を行っております。

垂直荷重

荷重:鉛直方向 590N/m(60.16kg)

試験方法:垂直荷重を設置し柵の変形状態を確認

試験結果:部材の外れや有害な変形がない

転落防止柵の強度試験サクットガード

水平荷重

荷重:水平方向 390N/m(39.77kg)
試験方法:水平荷重を設置し柵の変形状態を確認
試験結果:部材の外れや有害な変形がない

転落防止柵の強度試験サクットガード

注意事項
サクットガードは側溝や水路の存在を歩行者やドライバーに明示し転落事故を未然に防ぐことを目的としており事故等の衝突から歩行者や車の転落を防ぐものではありません。

CAD図面ダウンロード

規格サイズの図面は下表よりダウンロードしていただけます。下記以外のサイズはお問い合わせください。

仕様柵高さ(mm)柵長さ(mm)品番 図面(DXF)
標準タイプH1100L2000SKGH1100A
L1000SKGH1100B
H600L2000SKGH600A
L1000SKGH600B
エコノミータイプH1100L2000SKG1100A
L1000SKG1100B
H600L2000SKG600A
L1000SKG600B
出入口タイプH1100L1000SKGD1100
H600L1000SKGD600

よくある質問 Q&A

はい。邪魔にはなりません。

標準タイプや出入口タイプは取り外してご利用いただけます。エコノミータイプは柵を設置した状態で泥上げ等が可能です。以下の方法をお試しください。

隣の柵同士をつなぐ連結金具をつけない(ベース金具のボルトを外すだけで柵の取り外しが簡単)

隣の柵同士をつなぐ連結金具をつけない

出入口タイプ(チェーンの着脱で出入りが簡単)

出入口タイプ(チェーンの着脱で出入りが簡単)

エコノミータイプ(柵の隙間が広いため、スコップ等をそのまま通せる)

エコノミータイプ(柵の隙間が広いため、スコップ等をそのまま通せる)

出入口タイプのチェーンや柵本体を取り外して頂くことで対応が可能です。

出入口タイプならチェーンをはずすだけで、幅1mまでの小型のトラクターや農機具は往来が可能です。ただし、パイプ(段差約10cm)が障害になる場合は、作業のタイミングに合わせて柵を取り外してご使用ください。幅1m以上になる場合も、必要幅分の柵を取り外せば往来が可能です。

転落防止柵出入口タイプ
転落防止柵取り外し可能

不要です。軽量なので人力施工できます。

特にありません。

安全のため、時々製品の変形やボルトのゆるみが無いかの確認を行ってください。

後付け施工はできます。

サクットガードは基礎工事が不要なので、取り付け・取り外しが簡単なのが特徴です。後付け施工にも素早く対応いたします。

はい。道路幅員は維持できます。

水路側壁上に設置するため道路側への飛出しはありません。

水路側壁上に設置するため道路側への飛出しはない

電源は不要です。

サクットガードは、施工も含め終始電源は不要です。そのため取り付けがとても簡単です。

はい。水が流れていても施工できます。

作業時にボルト等の備品が水路へ落下しないようにご注意ください。

天端の幅(側壁の厚み)に合わせてベース金具を都度設計しております

ベース金具は取り付けたい水路に合わせて都度設計しておりますのでほとんどの水路に取り付け可能です。水路に締め付けるプレートは水路の厚み+-20mm程度の範囲で調整が可能です。見積ご依頼時に壁厚(天端の厚み)をお知らせ下さい。

サクットガード水路の厚み対応範囲と調整範囲

製品評価

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どちらで使用しましたか?

「採用理由」、「改良点」、「新用途」等お教えください

次回も使用しますか?または紹介しますか?

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お知らせ

メーカー担当者より

サクットガードは既存の転落防護柵と違ってすぐに施工できて、すぐに撤去できます。さまざまな事情があり安全対策が進んでいない危険個所に暫定的な転落予防手段としてご検討ください。施工が素人の我々でも短時間に設置できました。
従来の製品で大きな問題点だった、「施工に時間がかかるため容易に対策できない」という点を改善するために生まれたのがサクットガードです。私たちは、水路の縁に挟んで固定するという新発想で問題の改善に挑みました。取り付けが簡単なだけでなく取り外しも簡単なので、防護柵等はつけられない事情がある場合にも、状況に応じて取り外すといった使い分けをすることで、安全対策だけでなく水路管理者側の要望にも応えられる、柔軟な対応力が魅力な製品になりました。この対応力を活かし、皆様の身近な危険を回避する様々な状況にお役立ていただけたら幸いです。今後も用水路の安全対策へのハードルが下がるよう、努めていきたいと思います。
タカラメディアボックス担当者より

何といってもすぐに取り外せる利便性がよいですね。また金具の上段部に取り付ける種類は用途に応じて選べます。さらに工夫によってさまざまな使い方が想定されますので独自の使い方があれば教えてください。この工法で危険な場所なのにさまざまな事情で対策が進んでいない用水路の転落事故が減少することが期待されます。

水土里ネット、水利組合、株式会社ネクスコメンテナンス各社、東日本高速道路株式会社、中日本ハイウェイエンジニアリング名古屋株式会社、西日本高速道路メンテナンス九州株式会社、他nexco関連会社、株式会社国土開発センター、東鉄工業株式会社、株式会社高茂組、信号器材株式会社、株式会社レックス、株式会社輝栄建設、吉川建設株式会社、宮川興業株式会社、道路技術サービス株式会社、ホクシン工業株式会社、全国コンクリート製品協会、用水路専門のコンクリート二次製品メーカー、他

TMB番号:tmb>se>pkf>dsed03>dmcd01>001

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