土砂で埋まる集水桝
岩手県陸前高田市内の市道脇で、斜面から流れ落ちる土砂が大型集水桝のグレーチングに積み上げられた状態になっていました。土砂で埋もれてしまった集水桝は排水機能が低下し開閉・点検も困難な状況です。
L型擁壁では施工スペースが狭い
土留め工事の方法としてプレキャスト製L型擁壁を設置する工法が多く用いられますが、今回の現場ではスペースが狭く、施工のために道路の一部を取り壊さなくてはなりません。そのため、通行への影響や工期、コスト面から解決策にお悩みでした。
わずかなスペースで設置できる擁壁
急斜面で施工スペースが限られている現場には手作業で設置できるEZメタルウォールが最適です。
EZメタルウォールは従来鋼より強度が高いハイテン鋼製の擁壁で、コンクリート製に比べコンパクト設計で大幅に軽量化されています。設置は、集水桝の側面を掘削し立てかけて製品同士を連結固定するだけで完了です。自由設計・重機不要・省スペース施工など製品のメリットが活かされ、高さ1200mmの土留め工事をわずか4時間で終了しました。
土砂の解消・排水機能が復活
EZメタルウォールで完全に埋もれていた集水桝がきれいに復活しました。今後も土留め効果を発揮し排水機能の維持に期待できます。
施工業者様からは「問題なく予定通りに工事が終わりました。」、発注ご担当者様からは「きれいに解決できてよかった。」と感想をいただきました。