法面排水が溢水する側溝
秋田市国道7号線の法面排水をベンチフリューム側溝で排水していましたが、受け止めきれずに越水し下段へ水が流れてしまっておりました。そのため、現状よりも大型の側溝に取り替える工事が検討されました。
通行規制や夜間作業を想定
しかし、側溝を重機で搬入・設置するには上部の電線が妨げになるため通常より大型のクレーンが必要となります。それにより、国道の一部閉鎖が余儀なくされ、通行規制、夜間作業など大掛かりな工事になることが想定されました。
後付け施工の簡単な方法で解決
大型重機の使用が困難な場所には、人力での搬入設置ができるEZメタルウォールが最適です。
EZメタルウォールは従来鋼より強度の高いハイテン鋼製の擁壁です。人力での運搬設置が可能な軽量化設計なため重機を使わず側溝に差し掛けていくだけで施工できます。本現場では漏水対策シートを施工し側溝とEZメタルウォールの密着性を高めました。工期は延長200メートルを2日半で終了しました。
壁を高くして既設側溝を大型化
既設側溝の壁が20センチ高くなり法面からの越水防止に期待できます。水路延長全てに漏水シートが施工されたため水漏れの心配も払拭できます。
施工業者様からは「工事が早い」と好評を頂きました。